30代を中心に人気なのが和装婚です。トラディッショナルな雰囲気が世代的にしっくりとくる上、大人らしい品格も出せることが魅力でもあります。体型を選ばず、誰にでも似合うのがメリットなんですよ。ここでは、和装トレンドや今風の着こなし方など和装婚を成功に導くためのポイントを紹介できたらと思います。
婚礼の着物にもトレンドなどがあり、ウエディングドレスと同じように選び方のコツなどがちゃんとあるんですよ。ここでは、最低限知っておきたい和装婚の基礎知識についてお伝えしたいと思います。ぜひ、参考にしてくださいね。
結婚式で着る着物には、年齢や関係性によって種類があります。髪型もそれと同じように着物によって変わってきますが、共通するマナーがあります。まず基本はアップにすること。格式の高い行事である結婚式ではなおの事ですが、着物の場合襟足が大きいため髪を垂らすと、うなじがもたついてうっとうしい印象になります。高い位置でのアップや低い位置でのアップなど自由ですが、うなじが出る形にまとめましょう。ショートの場合は肩につかない長さならそのままでも大丈夫です。セミロングの場合アップにすることがむずかしい長さなら、ウィッグなどを使ってアップにまとめることができます。美容院などでプロにお願いすれば綺麗にまとめてもらうのがおすすめです。
アップの髪型の重要なアイテムが髪飾りです。結婚式は華やかな場ですが、勘違いしてはいけないのが、主役はあくまでも花嫁さんであるということ。ですから花嫁さんよりも目立つような髪型するのはタブーです。基本的に白は花嫁さんの色とされています。ですから着物も白い着物を着ないのと同じように、派手な白の髪飾りは避けるのがマナーです。かんざしも着物ヘアの基本のアイテムですが、注意したいのは柄です。暗い感じや縁起の悪い柄は避けること。できるだけおめでたいイメージの鶴など縁起のいい柄を選びましょう。また、着る着物の色や格式に合った髪型にすることも大切です。主役は花嫁さんとはいえ、場を華やかにするのも着物の務め。振袖など豪華な着物には、それに合わせた豪華な髪型で。